日米統合演習「相互運用性の向上を図ることできた」浜田防衛相、成果を強調


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浜田防衛相(資料写真)

 【東京】自衛隊と米軍が10~19日に実施した日米共同統合演習「キーン・ソード23」について、浜田靖一防衛相は22日の参院外交防衛委員会で評価を問われ「島しょ防衛などの作戦を実施する場合の日米共同対処などを訓練し、相互運用性の向上を図ることができた」と答えた。羽田次郎氏(立憲)への答弁。

 また、伊波洋一氏(沖縄の風)から海兵隊の作戦構想「遠征前方基地作戦(EABO)」と陸上自衛隊の領域横断作戦の訓練かどうか問われ、浜田氏は「EABOに関係する訓練も含むが主眼ではない」と説明した。

 一方、10月に北海道で実施した日米共同演習「レゾリュート・ドラゴン22」については、陸自の領域横断作戦と米海兵隊のEABOの連携を想定した訓練だったと強調した。 (明真南斗)