100年フード認定の「ラフテー」を新たな特産品に 本部町から全国へ発信


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ラフテーを新商品として発表する(左から)沖縄ハム総合食品の長濱徳勝会長、本部町観光協会の當山清博会長、平良武康本部町長=1日、本部町役場会議室

 【本部】沖縄県本部町は1日、本部町役場でもとぶ特産・新商品発表会を開催した。県で唯一、今年3月3日に文化庁の100年フードとして認定された「ラフテー」を観光商品として販売すると発表した。平良武康本部町長は「本部町から全国へ新しい商品、新しいもとぶの特産品として販売できるように宣伝をしていきましょう」と商品発表のあいさつをした。

 販売者の當山清博本部町観光協会長は「本部町にしかない、おいしく柔らかくパッケージにして販売を開始する。本部町のナンバーワンフードと最高のブランドとして町内外に広めていく。本部町で観光商品、観光特産品、ふるさと納税の返礼品としても全国へ広めていきましょう」と商品を紹介した。

 製造元の沖縄ハム総合食品の長濱徳勝会長は「今年の販売目標は5万個を予定している。本部町内はもとぶかりゆし市場、海洋博公園の水族館、オキナワハナサキマルシェ、町内ホテルなどで販売された。町外では沖縄ハム、那覇空港のおみやげ品店などで1日から販売を始めた。1個1300円」と説明した。

(上間宏通信員)