SDGsを修学旅行で学ぼう OSPなどが沖縄県外の中高校生向けプログラム オンラインで事前・事後学習も


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OSPラーニング・ジャーニーをPRする日本旅行沖縄企画・仕入センターの井出浩二所長(中央)、近畿日本ツーリスト沖縄仕入企画部の平安座秀人次長(右端)ら=24日、那覇市泉崎の琉球新報社

 国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)を推進する企業・団体のネットワーク「OKINAWA SDGsプロジェクト」(OSP、事務局・琉球新報社、うむさんラボ)の事務局と日本旅行、近畿日本ツーリスト、阪急交通社は、沖縄で社会課題解決を学ぶ「OSPラーニング・ジャーニー」の販売を12月1日から開始する。

 県外中学・高校生の修学旅行向け商品として販売する。OSPパートナー企業のSDGsの取り組みなどを学ぶことができる。現地でのフィールドワークに加え、オンラインでの事前学習と現地での事後学習を1回ずつ予定している。単発ではなく継続的な学びにつなげる目的で、希望があれば事後にOSPでの発表の場を設ける。

 10月には関西の中学校でモデル実施を行った。参加した中学生からは「現場に来て、ネットだけでは圧倒的に情報量が少ないことがわかった」などの感想が寄せられた。

 旅行社3社の担当者らは「プログラムを通しての主体的な学びを長期で発信していきたい」とPRした。

 プログラムの内容などは個別に対応する。問い合わせは最寄りの日本旅行、近畿日本ツーリスト、阪急交通社まで。

 修学旅行生の受け入れ先のOSPパートナー企業も随時募集している。問い合わせはOSP事務局osp-journey@ryukyushimpo.co.jpまで。

(與那覇智早)