【速報】比嘉一貴が初の賞金王 国内男子ゴルフ 沖縄県勢で2人目


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賞金王が確定し、ボードを手に笑顔の比嘉一貴=27日、高知県芸西村のKochi黒潮カントリークラブ(小川昌宏撮影)
12番、ティーショットを放つ比嘉一貴=27日、高知県芸西村のKochi黒潮カントリークラブ(小川昌宏撮影)

 ゴルフのカシオ・ワールドオープン最終日は27日、高知県Kochi黒潮CC(7335ヤード、パー72)で行われ、賞金ランキング2位の星野陸也が逆転の条件となる優勝を逃したため、今季1試合を残して比嘉一貴が初の賞金王のタイトル獲得を決めた。比嘉は前回のダンロップ・フェニックスで今季4勝目を挙げて獲得賞金は1億7914万1233円となっていた。男子で県勢の戴冠は宮里優作に続き2人目。

 この日比嘉は4バーディー、3ボギーで一つスコアを伸ばして通算12アンダーで37位となった。星野は19アンダーでホールアウトしたが、トップで出たチャン・キム(米国)が32アンダーまで伸ばして優勝を飾った。

 試合後の会見で比嘉は「来週の試合が残っている部分では実感は湧かない。やっと安心したと言うか、肩の荷が下りてほっとしている」と安堵(あんど)感をにじませ、「これから実感が湧いて、うれしさも出てくるのかなと思う」と話した。