沖縄SVがJFL昇格 創設7年目、高原監督「県民やサポーターに昇格の報告ができることがうれしい」


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JFL昇格を決め喜ぶ沖縄SVの選手、スタッフ。後ろは応援に駆け付けたサポーターら=27日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 サッカーの全国地域チャンピオンズリーグ(CL)決勝ラウンド最終日は27日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で第3節を行った。九州代表の沖縄SVが勝ち点5で2位となり、勝ち点7で1位のブリオベッカ浦安(全国社会人1位、千葉)とともに日本フットボールリーグ(JFL)昇格を決めた。

 監督兼選手の高原直泰は「頑張ってくれた選手たちに感謝したい。県民のみなさんやサポーターに昇格の報告ができることがうれしい」と喜びを語った。

 沖縄SVはFC刈谷(東海、愛知)と対戦し、4ー0で勝利した。前半は山田雄太が2得点した後、一木立一が3点目を決めて折り返した。後半は立ち上がりに荒井秀賀が追加点を奪った。ブリオベッカ浦安は栃木シティFC(関東、栃木)に3ー1で勝利した。

 沖縄SVはチーム創設7年目。4年連続4度目の全国地域CL出場で念願のJFL昇格をつかんだ。県勢のJFL昇格は2005年のFC琉球に次いで2チーム目となる。