沖縄電力の検針員が高齢者見守りへ 浦添市、市社協と協定


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地域見守りネットワーク事業に関する協定を結ぶ(左から)沖縄電力の横田哲常務、久貝宮一社協会長、松本哲治市長=16日、浦添市役所

 【浦添】沖縄県浦添市と市社会福祉協議会、沖縄電力は16日、地域見守りに関する協定を結んだ。沖縄電力は「見守り協力団体」として今後、検針員による業務を通じて高齢者の安否確認や声かけなどを行う。異変などを察知すれば市や社協に速やかに連絡し、早期対応につなげる。

 沖縄電力は29事業所目の地域見守り協力団体となる。市役所で行われた調印式には、同社の横田哲常務と、松本哲治市長、久貝宮一社協会長らが出席した。

 横田常務は「見守り協定を機に社のスローガンである『地域とともに、地域のために』の責務をより果たしていきたい」と語った。久貝会長は「県全体のネットワークを持つ沖縄電力が協定を結んだことを大変心強く思う」と話し、松本市長は「力を合わせることで沖縄一住みよいまちを目指したい」と語った。

(吉田健一)