前田投手「期待に応える」、ソフトバンク育成指名 母校の中部商を訪問


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母校の中部商業高校を訪れた前田純投手(右から3人目)とエールを送った又吉美奈子校長(右から2人目)=29日、宜野湾市の中部商業高校

 【宜野湾】ソフトバンクから育成ドラフト10位指名された前田純投手(22)=大分・日本文理大=が29日、宜野湾市にある母校の中部商高を訪れ、又吉美奈子校長に報告した。前田は「諦めずにやってきたことが実った。期待に応えられるよう頑張りたい」と意気込んだ。又吉校長は「努力を惜しまない姿勢は後輩の目標になる。一軍で投げる姿に期待している」と激励した。

 前田は187センチ、85キロの左投げ左打ち。緩急を武器に直球で勝負する大型投手。7日に球団と仮契約交渉に臨み、支度金300万円、年俸400万円(いずれも推定)で合意した。年明けの1月5日に入寮し、6日から合同自主トレーニングが始まるという。
 (名嘉一心、金良孝矢)