バスケW杯、沖縄の1万5000人招待へ 来年8月に沖縄市で開催 県内各地にパブリックビューイングも


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沖縄アリーナ

 来年8月に沖縄市の沖縄アリーナで催される「FIBA(国際バスケットボール連盟)バスケットボールワールドカップ(W杯)2023」の開催地支援協議会第2回総会が29日、県庁で開かれた。県内全域から子ども7500人(うち離島から500人)と保護者7500人の計1万5千人を試合に招待するほか、トップアスリートらが県内の子どもたちに指導するクリニックも開催することが確認された。

 開催に当たって、世界各地から来沖する選手やファンと接するボランティアを主に県内から400~500人程度募集する。さらに大会期間中は那覇市内に関連グッズの販売やパブリックビューイングを含めたファンゾーンを設置するほか、沖縄市と宜野湾市、北谷町にもパブリックビューイングを設置する。

 総会では各取り組みの事業費として、日本バスケットボール協会(JBA)が2022、23年度に沖縄振興特定事業推進費民間補助金を活用して計12億2266万円の補助金を受ける予定と報告された。

 W杯の沖縄会場には日本を含む8チームが参加。フィリピン会場16チームとインドネシア会場8チームの計32チームによる抽選会は来年4月に実施される。世界最高峰のNBAの選手らが沖縄に来ることが見込まれている。
 (梅田正覚)