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沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は11月29日、11月~1月の入域観光客数の見通しを発表した。観光需要喚起策の全国旅行支援(おきなわ彩発見NEXT)による高い需要などから、国内のみでは3カ月全てで新型コロナウイルス感染拡大前の2019年を上回る見込み。国際線(台湾、香港、韓国線)の運航再開路線が増えており、需要動向も徐々に回復傾向となっている。
11月の国内客は19年度同月比6・6%増の64万人を見込む。全国旅行支援により航空便の予約が好調で、特に東京発の沖縄路線の需要が高い。修学旅行を中心とした団体旅行も回復傾向にある。国外の空路入域客数は1・2万人と予想する。
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12月の国内客は全国旅行支援の効果で高需要が予想され、同2・1%増の58・5万人となる見通しとなる。ホテル稼働率も好調で、ホテル宿泊単価は北部・リゾート地区の単価が高く、シティホテルも堅調となる。国外線は韓国路線が再開されることなどから、2・2万人を見込む。
1月も全国旅行支援が実施される見通しであるとして、国内客は同1・1%増の54万人を見込む。
見通しはホテルへのアンケートや航空会社からのヒアリングをもとに算出、分析した。
(與那覇智早)