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日本シリーズJTカップ最終日は4日、東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)で行われた。今季最終戦。4打差5位から出た44歳の谷原秀人が5バーディー、ボギーなしの65をマークして通算12アンダーの268とし、逆転で2年連続優勝を果たした。大会連覇は2010~12年に3連覇した藤田寛之以来で史上6人目(7度目)。谷原は昨年大会以来の通算17勝目で賞金4千万円を獲得した。前週に賞金王を確定させた比嘉一貴は2アンダーの20位で、今季の獲得賞金は1億8159万円余りとなった。
出水田大二郎、岩田寛、チャン・キム(米国)が1打差の2位だった。前日首位の小平智、石川遼は通算10アンダーで5位。星野陸也が9アンダーで7位、蟬川泰果ら4人が8アンダーで8位だった。(出場30選手、晴れ、気温14.0度、南南東の風1.5メートル、観衆4146人)。
■比嘉、2億円届かずも「いいシーズンだった」
初の賞金王を決めて最終戦に臨んだ比嘉はイーブンパーで回って20位で終えた。優勝を逃し、獲得賞金は2億円の大台には届かなかったが「やりきった。自分の中ではいいシーズンだった」と大きく息をついた。
今季の平均ストロークは70.123で全体2位、パーセーブ率は1位と安定感が際立った。身長158センチと小柄ながら、卓越した技術が光った27歳。「毎年ゴルフを勉強している。技術もメンタル面も成長している」と実感を込めた。
(共同通信)