「通信制高校の合同相談会」(学びリンク主催)が4日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。県内外の通信制高校21校がブースを設けた。中高生やその保護者ら538人が参加し、各学校の説明に熱心に聞き入っていた。参加者は「通信制高校に対する不安がなくなった」などと話した。
中学2年生の息子と参加した男性(40)は「息子に発達障がいがある。進学先に通信制もあるのかと思い、話を聞きに来た。予想以上にサポートしてもらえることが分かった」と話した。会場では、個別の心理カウンセリングや留学相談、卒業生・在校生による講話もあった。琉球大学への進学が決まったトライ式高等学院3年の男子生徒(17)は「中学2年で体調を崩し、通学できなくなり通信制高校に進学した。体の調整に使う時間ができたのが良かった」と話した。
(岩崎みどり)