【南城】南城市佐敷新開の新開公民館に高さ2メートル近くのノゲイトウの花が咲いている。ノゲイトウはアスファルトと側溝のコンクリートの間から生えており、区民から「ど根性ケイトウ」として親しまれている。
ノゲイトウはヒユ科の帰化植物。今年夏ごろ、芽が出始め、太い茎でアスファルトを押し上げ、3カ月で高さ2メートル近くに成長。池城英一自治会長は「11月ごろから立派に花がつき始めた。ろうそくみたいな形をしているので、クリスマスツリーみたいに飾り付けをしたら、子どもたちが喜ぶはずだ。花が咲いているうちにぜひ見てほしい」と呼びかけた。このほか、公民館周辺には3カ所ノゲイトウの花が咲き、全てアスファルトに生えている。
(金城実倫)