「ど根性ケイトウ」アスファルトを押し上げ開花 南城市・新開公民館 沖縄


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
アスファルトを押し上げ、区民から「ど根性ケイトウ」と呼ばれているノゲイトウと池城英一新開区自治会長=南城市佐敷新開の新開公民館

 【南城】南城市佐敷新開の新開公民館に高さ2メートル近くのノゲイトウの花が咲いている。ノゲイトウはアスファルトと側溝のコンクリートの間から生えており、区民から「ど根性ケイトウ」として親しまれている。

 ノゲイトウはヒユ科の帰化植物。今年夏ごろ、芽が出始め、太い茎でアスファルトを押し上げ、3カ月で高さ2メートル近くに成長。池城英一自治会長は「11月ごろから立派に花がつき始めた。ろうそくみたいな形をしているので、クリスマスツリーみたいに飾り付けをしたら、子どもたちが喜ぶはずだ。花が咲いているうちにぜひ見てほしい」と呼びかけた。このほか、公民館周辺には3カ所ノゲイトウの花が咲き、全てアスファルトに生えている。
 (金城実倫)