宿泊や観光施設など割り引き第2弾 7515(ナゴイコ)21日から開始


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「7515(ナゴイコ)キャンペーン」をPRする名護市観光協会の前田裕子理事長(左から3人目)、渡具知武豊市長(同4人目)ら=11月30日、名護市産業支援センター

 【名護】新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ地域の観光産業を支援しようと、名護市観光協会は21日から「7515(ナゴイコ)キャンペーン第2弾」を実施する。(1)宿泊代1人1泊最大5千円割り引き(2)デジタル商品券4千円が千円で購入可能(3)体験・観光施設の2千円割り引き―が展開される。

 コロナワクチン3回接種済みであるか、PCR検査などの結果が陰性(旅行開始日に有効)であることが利用条件。宿泊代割り引きは指定のOTA(オンライントラベルエージェント)から予約可能で、宿泊施設のチェックイン時に、デジタル商品券の購入用カードが付与される。体験・観光施設利用は同キャンペーンから予約する際に自動割り引きされ、商品券との併用も可能だ。

 事業費は約1億5千万円。市の予算から支出したが、財源は国からだという。渡具知武豊市長は「市としても同事業を含めて観光産業の発展のため、さまざまな政策を実施していく」と述べた。

 「7515」は昨年度も実施。名護市観光協会の前田裕子理事長は「第一弾も好評だった。このキャンペーンを県内外にさらに広めたい」と話し利用を呼びかけた。

 キャンペーンは来年2月末ごろまで実施する予定だが、予算の上限に達し次第終了する。詳細は7515-2022.comまで。
 (長嶺晃太朗)