普天間中2年の東恩納、アプローチで巻き返し8位入賞 ゴルフ全国中学高校選抜 初出場で存在感


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最終日、8番グリーンでラインを読む東恩納昊貴(普天間中)

 ゴルフのISPSハンダ第6回全国中学校・高校選抜マッチプレー選手権大会の最終日は8日、名護市のカヌチャリゾートカヌチャゴルフコース(男子6712ヤード、女子6105ヤード、いずれもパー72)で決勝と順位決定戦を行った。男子7位決定戦の東恩納昊貴(こうき)=普天間中2年=は高田圭一郎(岡山・作陽高2年)に3アンド2で敗れ、8位に入った。

 初出場ながら東恩納昊貴(こうき)=普天間中2年=が、8位入賞で存在感を示した。力のある高校生相手にティーショットではかなわなかったが、調子を上げているアプローチショットで巻き返した。

 最終日は相手にリードを許すが、インスタートの16~18番ホールで連続勝利して逆転した。だが、後半で調子を上げてきた相手の勢いにのまれたり、前日までの疲労でミスが出たりして崩れた。沖縄特有の強風などにも適応してくる相手との対戦に、「良い経験になった」と得るものはあった。

 一方、準々決勝で同じ中学2年生に敗れ、「もっとできたと思う。悔しい」との思いも吐露した。「しっかり課題を修正して自分のプレーができたら」と雪辱を誓う。
 (金良孝矢)

※注:高田圭一郎の「高」は旧字体


▽男子7、8位決定戦

高田(岡山) 3アンド2 東恩納昊貴(普天間中)