【浦添】「子供たちへ マブヤーより」―。そんな手紙が添えられて、浦添市当山の当山っ子保育学童に26日、匿名でおもちゃのプレゼントが届いた。中身は75ピースの木製カラフル積み木セットと、青と赤の車2台が大型トレーラーに乗った車のおもちゃ、シャボン玉セットの3点で、子どもたちは喜びに沸いた。比嘉浩恵園長は「届けてくれた方へ『ありがとう』という気持ちだ。紙面を通してお礼を伝えたい」と話している。
プレゼントは月曜日の朝、職員が登園したら門の内側に置かれていた。同保育学童は住宅街にあり、日ごろから地域の人たちから農作物やおやつの差し入れをいただく機会が多いが、匿名でのプレゼントは初めて。
比嘉園長は「私たちができる恩返しは、地域の行事に参加し子どもたちのお遊戯を披露したり、近隣の清掃ボランティアをしたりということくらいなので、これからも頑張りたい」と述べた。
同保育学童は今月から小規模保育の市の認可を得た。0歳から3歳まで19人が在籍し、学童は小学1年から6年まで約30人が通っている。