キングスの21年度の営業収入19億円、前年比54.5%増 シーズン決算、チケット収入は過去最高


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 バスケットボール男子のBリーグは13日、理事会を開き、2021―22年シーズン(21年度)の各クラブ決算などを公表した。B1の琉球ゴールデンキングス(6月決算)の営業収入はクラブ2位の19億7357万円で、前年比で54・5%増加した。21年3月に落成した沖縄アリーナをホームコートとして使用したシーズンとなり、入場料収入が約2・5倍などとなった。

 19―20と20―21シーズンは新型コロナの影響などにより赤字だったが、21―22シーズンは純損益がクラブトップの2億4338万円の黒字となった。21―22シーズンの平均入場者数は1位の5166人で、過去最高のチケット収入だったという。19―20シーズンは8位の3295人だった。22―23シーズンは11月30日時点で2位の6539人となっている。

 沖縄アリーナの開業により、飲食収入は前年比で約4・5倍、マーチャンダイザー収入は約2倍などとなった。Bリーグの島田慎二チェアマンは、増収について「(ホームタウンの)沖縄市とキングスがうまく連係していると思う」と評した。