松本浦添市長の後援会、52万円の寄付を収支報告書に不記載 今回で3回目「単純なミス」


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松本哲治浦添市長

 【浦添】松本哲治浦添市長の後援会が松本氏の選挙母体「浦添未来の会」(解散済み)から約52万円の寄付を受けたにもかかわらず、後援会の収支報告書に記載していないことが13日、判明した。同日の浦添市議会一般質問で又吉健太郎氏が指摘した。

 松本氏は記載漏れを認めた上で「単純なミスでありおわび申し上げる。隠す意図はない」と釈明した。

 松本氏に関する収支報告書の記載漏れが発覚したのは今回で3回目で、後援会と未来の会の会計責任者はいずれも松本氏の実弟が務めている。

 今回判明した記載漏れは、2021年3月に行われた52万1966円の寄付で、11月末公開の未来の会の収支報告書に記載はあったが、後援会側の報告書にはなかった。

 ただ、松本氏によると、後援会の収入総額の中に寄付金52万円は含まれているという。
 (吉田健一)