航燃税減免5年延長 25、27年に税率見直し


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 【東京】与党は16日、2023年度税制改正大綱を決定した。沖縄関係税制では、航空会社が国内線で使う燃料の量に応じて支払う航空機燃料税(航燃税)について、全国特例の2分の1とする減免措置の5年間の延長が決まった。沖縄路線は25年まで現行の1キロリットル当たり6500円に据え置かれる。航燃税について、激変緩和措置として全国特例の現行1キロリットル当たり1万3千円も2年間維持される。

 税率は2段階にわたって見直しが行われ、25年4月に沖縄路線1キロリットル当たり7500円、国内線同1万5千円とし、27年4月に同9千円と1万8千円とする。
 (安里洋輔)