自民沖縄県連、仲田氏が新会長に就任 組織強化へ役職増設 3年ぶり県連大会


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仲田弘毅氏

 自民党沖縄県連は17日、那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城で県連大会を開いた。同日の常任総務会で仲田弘毅県議を県連会長、島袋大県議を幹事長、花城大輔県議を総務会長に起用するなどした新役員人事案が承認され、県連大会で報告した。

 県連は組織体制強化を図る目的で、幹事長代理をこれまでの1人から2人体制にしたほか、副幹事長ポストを新設した。会長代行に末松文信県議(前総務会長)、筆頭副会長に中川京貴県議(前会長)が就く。政調会長は座波一県議が留任した。

新体制が発足し、ガンバロー三唱で気勢を上げる自民党県連役員ら=17日、那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城

 仲田新会長は、2024年に県議選が行われるとして「県政奪還への道筋をひく大事な機会に向けて私たちは努力を惜しまない。役員ともども一生懸命頑張る」と強調した。物価・エネルギー価格高騰や、「台湾有事」を見据えた安全保障への取り組みを進めるとした。

 県連大会では上原章公明党県本部代表や石嶺伝一郎日本商工連盟那覇地区代表世話人が来賓あいさつした。自民の推薦を受けて今年当選した7市長のうち、5市長も新役員らとともに登壇した。

 県連大会は3年ぶりに開催された。

(大嶺雅俊)