「諦めなければ夢かなう」　西武８位の國場、母校の後輩激励

　ことしのプロ野球ドラフト会議で西武から８位指名された第一工業大の國場翼投手（２１）が３０日、母校の具志川高を訪れ、後輩たちを激励した。

　國場投手は県高校新人大会・県高文祭に出場する選手・生徒の激励会にサプライズで登場した。夢への扉を開いた先輩を、生徒たちも拍手と歓声で歓迎した。
　國場投手は壇上から「諦めなければ夢はかなう。自分とチームを信じてプレーすれば必ず結果は付いてくるはずだ。たくさんの人から支えられていることに気付いて頑張って」とあいさつし、エールを送った。
　ソフトボール部１年の真栄田葵さん（１６）は「新人大会に向けて気合が入った」と興奮気味に話した。野球部２年の山内隆太郎君（１７）は「具志川高からでもプロを目指せるということが実感できた。翼先輩のように頑張りたい」と目を輝かせた。