大阪府東大阪市の花園ラグビー場で27日から開幕する第102回全国高校ラグビー大会に出場する名護の壮行激励会が24日、那覇空港で開かれた。比嘉礼主将は「目標はベスト8に入ること。歴史を新たにつくり変えたい」と意気込み、名護の先輩たちが2度達成した県勢最高16強入りを超えることを誓った。
比嘉主将は地域や保護者らへの感謝に触れつつ、「グラウンドいっぱいに自分たちのラグビーを体現したい」と強調した。県ラグビー協会の宮城博会長は「100%以上の力を出し、正月は花園で迎えるよう最後まで頑張って」と激励した。名護は2年ぶり20度目の花園出場。1回戦は27日午後1時25分から、2年連続4度目出場の近大和歌山と対戦する。初戦を突破すれば、30日の2回戦でBシードの中部大春日丘(愛知)とぶつかる。
(金良孝矢)