ヘイトスピーチ巡る人権条例案に「慎重議論を」 玉城デニー知事、来年度の制定も示唆


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沖縄県庁(資料写真)

 ヘイトスピーチを巡る「県差別のない人権尊重社会づくり条例」(仮称)について、玉城デニー知事は23日、本年度内の成立を目指しつつも「早期に手を打つことが得策か、慎重に議論を重ねていく必要がある」と述べ、年度をまたぐ可能性も示唆した。

 条例は現在、1月6日まで県民意見を募集するパブリックコメントを実施している。玉城知事は制定作業について「意見を聞けば聞くほど、議論が深まっている」と説明。スピード感を持って作業を進めつつ「パブリックコメントの意見を検討していきたい」とコメントした。