うるま市に特支校、28年度開校へ 知的、小中高等部で200人規模予定 沖縄県教委


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 沖縄県教育委員会は22日、本島中部で2028年4月開校を目指している知的障がいの特別支援学校の設置場所を、うるま市兼箇段の県農業試験場園芸支場跡地にすると発表。小中高等部で200人規模を予定している。

 うるま市に開校する仮称「県立中部A特別支援学校」は、沖縄市の美咲特別支援学校、北中城村のはなさき支援学校の過密化解消を目的に設置が計画されている。22年5月時点で、美咲は適正規模250人に対して382人、はなさきは適正100人に対して174人が在籍。中部A特支校の通学区域は、恩納村の仲泊小・山田小区域、現在は美咲の学区であるうるま市(津堅中区域を除く)、読谷村となる。

 また児童生徒数の調整のため、はなさき学区のうち、沖縄市の山内中学学区と北谷町区域の児童生徒は、美咲の学区に変更となる。変更対象学区の児童生徒は、全員一斉転学となる。
 (嘉数陽)