国土交通省が、那覇など3空港と香港を結ぶ路線を就航する航空会社に対して、30日以降の運航取りやめを要請した件について、対象空港の見直しを検討していることが28日に分かった。一定の条件を満たした場合は取りやめの要請を見直す方針で、那覇―香港線は30日以降も運航が継続する可能性がある。国交省は29日昼頃に詳細を発表する予定。
国交省は27日に、中国からの航空便受け入れを羽田など主要4空港に限定し、那覇、新千歳、福岡の3空港に香港便を就航している航空会社には30日以降の運航取りやめを要請していた。国交省は、県や医療関係者などから意見を聞いた上で、見直しについて判断する。
(與那覇智早)