年の暮れ、初ムーチーと年越しそばで新しい家族の健康願う 沖縄・那覇


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
年越しの沖縄そばとムーチーを興味津々に見つめる平岡うたちゃん(写真右から2人目)と崎枝美風ちゃん(同3人目)=30日、那覇市大道

 那覇市大道に住む平岡幹大(かんた)さん、あみさん夫妻は毎年この時期、年越し用の沖縄そばを一から手作りしている。栄町市場で食材をそろえ、小麦粉から麺を作るなどして20人前ほどを用意し、友人らを招いて振る舞う。30日は5月生まれの長女のうたちゃんの初ムーチーも重なり、年の暮れをにぎやかに過ごした。

 平岡さんの同僚の崎枝博至(ひろむ)さんの家族5人が訪れ、年越しそばを味わった。崎枝さんの三女で4月生まれの美風(みう)ちゃんも初ムーチーで、皆で新しい家族の健康を願った。

 うたちゃんと美風ちゃんがそばやムーチーを食べられるようになるのはもう少し先。2人はそば用のかつおだしで作った離乳食をおいしそうに完食した。平岡さんは「元気に大きく育ってほしい」、崎枝さんは「そばとムーチーを食べて楽しく新年を迎えられそう」と、まな娘を膝に抱き笑顔で語った。

(林恭子)