「動物たちの命を大事にしたい」…猫の保護活動「TNR」、小学校で啓発ポスター 沖縄・与那原


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与那原小学校の廊下に掲示された去勢や避妊手術を施す「TNR」の活動の啓発ポスター=7日、与那原町の同校

 【与那原】「不幸な命を増やさない」。沖縄県与那原町内の子どもたちに野良猫を保護し、去勢や避妊手術を施す「TNR」の活動について知ってもらおうと、与那原小学校(宮里秀樹校長)で1~16日、同活動などについて伝える啓発ポスターを掲示した。猫の保護活動をしている「よなばるネコの会」と町が企画して実施した。

 ポスターは同校の廊下に掲示。児童らはネコの写真を見ながら、遺棄された野良猫の実態やTNRの活動、室内で飼うことなどについて理解を深めた。

 ポスターを見た児童は「ネコなど、動物の命を大事にする世の中になってほしい」と話した。

 ポスターは1月には与那原東小学校、2月には与那原中学校でも掲示する予定。

(金城実倫)