【石垣】プロ野球千葉ロッテマリーンズなどで活躍し、今季限りで現役を引退した大嶺祐太投手が30日、故郷の沖縄県石垣市で琉球新報のインタビューに応じた。この日は、県内離島勢として初の甲子園出場を果たした八重山商工高時代のチームメートとの引退試合を行った。大嶺投手は、ファンや仲間への感謝を口にした。
―地元での引退試合。
「野球人生で一番楽しかった時代のメンバーと野球ができるのはうれしいし、ありがたい」
―地元の応援をどう感じていたか。
「自分は自分自身のためにプレーをしていたが、(島の人から)『ありがとう』と言われたりもした。応援がありがたかった」
―プロ生活を振り返って。
「けがが多かったが、一日一日、どうやって後悔せずに終われるかを考えていた。準備する大切さを学んだので、それは今後にも生きると思う」
―今後は。
「野球へ恩返ししたい。沖縄で(子ども向けの)スクールのようなものを展開できればと考えている」
―ファンへのメッセージを。
「応援ありがとうございました。声援に力をもらえた。また皆さんと会える日を楽しみにしています」
(聞き手・西銘研志郎)