男子・キングスU15　堅守から攻撃リズム、4強入りを目指す　バスケ・ジュニアウインターカップ来月4日開幕

　バスケットボールの第3回全国U15選手権大会（ジュニアウインターカップ）は来年1月4日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕する。男女各52チーム、計104チームが出場。沖縄は県予選を勝ち抜いた男子の琉球ゴールデンキングスU15が3年連続の挑戦で、準決勝以上を目指す。

　3年連続出場の琉球ゴールデンキングスU15は、昨年先輩たちと達成した初勝利を超え4強を目指す。PG長嶺充来（みらい）主将＝具志川3年＝を中心にチームがまとまり、堅守から攻撃のリズムをつくる。

　身長180センチ台が3人、170センチ台を7人も擁し、1対1で相手に向かう強さもある。守備のハードワークが売りで、長嶺は「県内では一番強い」と言い切る。

　それぞれ学校や学年はバラバラだが、一つのことに結束できるチーム力がある。SF天願瑠偉＝金武3年＝は「雰囲気も良く、チームで一丸になれば勝てる」と意気込む。

　昨年2回戦で敗れた悔しさをばねに練習に打ち込んできた。PG山城琉凰（れお）＝山内3年＝は「本当に悔しくて、余計バスケにはまってきた。中学最後なので勝ちにいく気持ちは強い」と腕をまくる。

　大会前にはキングスU18と壮行試合を行い敗れたが、「キングスとして誇りを持って戦って」と激励され、奮起する覚悟だ。

（金良孝矢）