バスケットボールの第3回全国U15選手権大会(ジュニアウインターカップ)は来年1月4日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕する。男女各52チーム、計104チームが出場。沖縄は県予選を勝ち抜いた女子のコザ中は2年ぶり2度目の出場で上位を目標にトーナメントを戦う。
磨いてきたフォーメーション攻撃を駆使して女子のコザ中が8強以上を目標に全国に挑む。小柄のチームだが、主将のウェアー・ケイリー・ミアは「全員が1対1で得点を取れる強さがある」とハーフコートからの戦術で局面打開を図り勝利を目指す。
2人エースのウェアーと湧川ゆなを中心に全員が積極的なリングへのアタックを心掛ける。手持ちのフォーメーションも種類を増やして準備してきた。課題は切り替えの早さ。ウェアーは「ちょっとした隙を与えてしまう時がある」と一人一人マークを変えながらしつこい守りを続けられるよう気を引き締める。
身長差がある中では守備リバウンドが重要となる。ゴール下に相手を進入させない守り方でボールを確保し速攻につなげられるかも鍵を握る。ウェアーは「ジャンプショットの精度を上げて点を取れるようにしたい」。湧川は「スピードには自信がある。2年から使ってもらって全国経験のあるウェアーと2人で引っ張りたい」と闘志を燃やした。
(謝花史哲)