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那覇市の首里城公園で1日から「新春の宴」が始まった。1日午前10時半からは下之御庭(しちゃぬうなー)で琉球王国時代の正月儀式「朝拝御規式(ちょうはいおきしき)」の一部が再現され、国王役が祭壇に向かって焼香し、平和と豊穣を祈願した。晴れ間が広がる中、大勢の家族連れや観光客が見守った。
沖縄市から訪れた70代の女性は「初めて来たがとても良かった。琉球がいろんな国と交流していた時代のように平和であってほしい。ウクライナの戦争を見ると沖縄戦を思い出す。お願いだから再び戦争をしないように、外交を上手に使って良い方にいってほしい」と話した。
新春の宴は3日まで。琉球王国時代の国王や王妃のおでまし(出御(しゅつぎょ))の再現や、宮廷音楽の御座楽(うざがく)の演奏が新年の幕開けを彩る。