国内クルーズ船、2年11カ月ぶりに那覇クルーズターミナルに寄港


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エイサーで見送られるクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」の乗客ら=2日、那覇クルーズターミナル(小川昌宏撮影)

 沖縄県・那覇市若狭の那覇クルーズターミナルに1日、国内クルーズ船が2年11カ月ぶりに寄港した。新型コロナウイスルの影響で2020年2月を最後に止まっていた。寄港したのは、日本クルーズ客船(大阪府)が運航する「ぱしふぃっくびいなす」で、1~2日に滞在した。乗客は290人。運航する日本クルーズ客船は客船事業の終了を発表しており、「ぱしふぃっくびいなす」は今回が最後の那覇への寄港となった。

 那覇港管理組合は2日、クルーズ船の運航再開を祝うとともに、同船の最後の出港を見送った。子どもたちによる創作エイサーの披露もあった。
 (中村優希)