うさぎ年に躍進誓う 那覇市が3年ぶり名刺交換会


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鏡開きをする知念覚市長(右から2人目)、久高友弘議長(同3人目)ら=4日、那覇市のロワジールホテル那覇

 那覇市新年祝賀名刺交換会が4日、ロワジールホテル那覇で催された。2021年と22年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止され、3年ぶりの開催となった。前回の20年は約1300人が参加したが、今年は感染対策のために500人に制限し、食事や酒類の提供もなかった。

 知念覚市長は「株式相場ではウサギの元気な様子を捉えて『うさぎ(年)は跳ねる』と表現する。景気が上向くことへの期待も高まっている。那覇市にとっても躍進の年となるよう、さまざまな事業を展開する」とあいさつを述べた。

 久高友弘市議会議長は「今年は新たな第一牧志公設市場の開業を控えるなど、経済回復に向けて明るい兆しも見えてきている。まだ予断を許さないが、感染対策を徹底し危機を乗り越えていこう」と呼びかけた。
 (伊佐尚記)