琉球新報社 
9日の成人の日を前に、沖縄県内各地で8日に式典が開かれた。2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、多くの市町村が式典の名称を「成人式」から「二十歳のつどい」や「二十歳を祝う式典」などに変更した。
那覇市では「はたちの記念式典」として市内17の中学校で式典を開催した。神原中学校では、85人が集い旧交を温めた。代表であいさつをした小谷一力さん（20）は「今ある幸せは愛情を注いでくれた家族や苦楽をともにした友、見守り支えてくれた先生や地域の方々のおかげ」と感謝した。
知念覚那覇市長もビデオメッセージで祝辞を送り「夢を成し遂げることは容易でないが、強い気持ちを持ち続けて自分の道を切り開いてほしい」と激励した。
（普天間伊織）
