―JFL参入1季目となる。目標は。
「戦ってみないと分からないが、トップを目指す。昇格した年だから無難にいくという話ではなく、きちんと準備をしていく。1年間を通しての厳しい戦いを経験していない選手も多いが、苦しみながらも結果を出せるようにしたい」
―どういうサッカーをしていくのか。
「結果を出すことが一番大事。カテゴリーが変わるので去年のままでは結果は出せない。新たに加わった選手が力や刺激を与えてくれることが大事だし、戦いながら底上げしていく」
―選手に求めることは。
「戦術を理解してそれぞれのポジションでやるべきことをやれるかになる。FW陣に限らず、連係はまだ不十分。レベルを上げていく必要がある。味方を生かして、自分も生かすプレーができるようにしないといけない」
―他チームの分析はできているか。相手によって戦い方を変えていくのか。
「相手が4バックか3バックか、2トップか1トップかなどで、どういう戦い方をすればいいかは見えてくる。柔軟に対応したい。ただ、準備したことが必ずはまるとは限らない。去年からの継続になるが、連係プレーの意識を変えていかないと対応できない。戦術理解を深めて、ピッチ内でどう対応するかを選手たちが微調整していかなければならない」
今季も選手としてプレーするのか。
「これまでとスタンスは変わらない。チームがどう結果を出すかが最優先で、個人としての結果はその次。必要と思った場面でプレーしていく」
注目度も上がると思うが、応援する県民に向けてメッセージを。
「沖縄を代表するチームとして、地域リーグを越えてようやく全国で戦える。ここからのステージは自分たちだけで強くなることはない。さらに上に押し上げていただくために、皆さんの力が必要になる。会場に足を運んで応援してくれることで力をもらえる。結果が出せるようにしっかり戦いたい」
(聞き手・大城三太)