【一問一答】FC琉球・倉貫監督「一丸となり、全力で臨む」


社会
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チームを始動させ、抱負を語るFC琉球の倉貫一毅監督=9日、八重瀬町スポーツ観光交流施設

 ―初練習の手応えは。

 「外国籍の選手など、まだ全員そろってないがプレシーズンのこの時期はとても重要」

 ―若い選手が多く加入した。

 「若さに限らず、チームで成功したい、上に行きたいという強い思いを持った選手たちが来てくれた」

 ―どういうスタイルで戦っていくのか。

 「ボールを多く触るサッカーを目指す。喜名哲裕監督の時は攻撃的、ナチョ・フェルナンデス監督の時は守備を重視したというイメージはあると思うが、攻守は一体でリンクしているもの。ボールを保持している場面を攻撃的と取るか、守備的と取るかの話になる。相手にボールを触らせず、自分たちの時間帯を多くしていきたい」

 ―選手に伝えていることは。

 「プレーヤーが楽しいと思うような、見ている人が魅力を感じ、また見に来たいと思うようなサッカーをしたい。選手にとって試合に勝たないと楽しくないし、じゃあ勝つためにどうするかということになる」

 ―サポーターに向けて。

 「僕たちの力だけで勝てると思っていない。フロントやチーム、サポーター、メディアも含めて一つになるということが大事。サポーターの皆さんにも背中を押してもらって、スタジアムに見に来てくれた人が笑顔で帰ってもらえるように全力で臨みたい」