【国頭】重量挙げ男子ナショナルチームの合宿が9日、国頭村のくいなエコ・スポレク公園で始まった。国頭村などによる歓迎セレモニーが行われ、新井健一監督や県出身の糸数陽一、知念光亮らが2024年のパリ五輪に向けて意気込みを語った。合宿は19日まで。
男子ナショナルチームの国頭合宿は3年ぶり5回目。選手やスタッフ合わせて12人が参加する。
知花靖国頭村長らから歓迎を受けた新井監督は「パリ五輪に向けた大事な年。沖縄の暖かい気候、温かい人柄の中で練習し、(五輪で)良い報告ができるよう頑張りたい」と語った。
昨夏に右膝を手術をした糸数は「まずは5月のアジア選手権で結果を残せるよう、けがをしない体をつくりたい」と前を向いた。知念は「世界の大会で自己ベストを出したい。体を大きくして筋肉を付けていく」と意気込んだ。
(岩切美穂)