負担軽減部会、官邸で開催へ 今月末にも 普天間飛行場移設問題


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米軍普天間飛行場(資料写真)

 【東京】米軍普天間飛行場の危険性除去や負担軽減の方策を国と県、宜野湾市が話し合う「普天間飛行場負担軽減推進会議」の作業部会を早ければ今月末にも首相官邸で開催する方向で調整していることが11日、関係者への取材で分かった。

 岸田文雄政権での作業部会の開催は21年12月27日に実施して以来2回目となる。関係者によると、1月30日~2月4日の間での開催を想定している。

 栗生俊一官房副長官を座長に外務省や防衛省の局長級が参加するほか、池田竹州副知事、宜野湾市の和田敬悟副市長らの出席も見込む。

 作業部会の開催を巡っては、昨年12月に来沖した松野博一官房長官が、松川正則宜野湾市長との会談で1~2月に開催する考えを示していた。

 一方、19年を最後に3年以上開かれていない推進会議の本会議について、松野氏は本紙などのインタビューに「作業部会で実務的な議論を行い、これを踏まえて検討することになる」と述べていた。
 (安里洋輔)