プロダンサーの登竜門、県勢が躍動　NBA全国バレエコンクールで4人が上位入賞

　プロダンサーへの登竜門として知られる第26回NBA全国バレエコンクールの本選が4～9日、東京と埼玉で開かれ、県勢4人が上位に入賞した。中学女子3年の部に出場した新垣愛子さん＝那覇シティバレエスクール＝が3位の2に選ばれた。

　新垣さんは「規模が大きくハイレベルなコンクールで上位に入賞できてうれしい。練習はいつも本番通りに踊ることを意識している。本番では練習の通りに自分らしさを出して踊れた」と笑顔で話した。

　高校生男子の部で上里昊斗（そらと）さん＝南条幸子バレエ研究所＝が4位の3、中学生男子の部で黒川優吾さん＝南条幸子バレエ研究所＝が5位の1、高校生女子の部で緑間胡波（こなみ）さん＝緑間バレエスタジオ＝が5位の4に入賞した。

　4人は昨年11月に開催した第13回琉球新報国際バレエコンクールで上位に入賞、NBA全国バレエコンクール予選免除権を得て本選に出場した。本選の2位以下は、各位ごとに複数の受賞者がおり、その中でさらに順位が付いている。
　（田中芳）