
安里碧海さんはルアー釣りからフカセ釣り、ガラサーミーバイや磯の大物釣り、船の泳がせ釣りとマルチに釣りを楽しむ釣り好きさん。年末年始の休みを利用して、12月27日から2泊3日の予定で伊平屋島に大物狙いで遠征した。
初日はフカセ釣りで餌となる魚を狙ったが釣れず、雨も降っていたので夜の大物は断念。28日は日中フカセ釣りやガラサーミーバイも釣れたので、夜は昼間釣れた魚を餌に大物仕掛けを出した。夜中に大物のアタリがあったが、針に掛からず、すっぽ抜けてしまった。悔しいので延泊することにした。
日中に餌にする魚をフカセ釣りで釣っていると、夕方6時に針に掛かったトカジャーを追って海面まで追いかけ回すアーラミーバイの姿を確認。アーラミーバイの活性は高いと判断し、急いで釣れたトカジャーを餌に大物仕掛けを投げ込んだ。午後7時半にいきなり大物さおが海面に向かって突き刺さった。さおに飛び付き強引にリールを巻いた。大物釣りに万全のタックルだったので30秒ほどで30キロオーバーのアーラミーバイを浮かせることができた。手作りの特大落としタモに入れて2人がかりで堤防まで引き上げたのが自己記録となる118センチ・33.65キロの大物だった。
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)








