玉城デニー知事は19日、米領グアムのレオンゲレロ知事と会談した。玉城知事は在日米軍専用施設の70.3%が沖縄に集中している現状などを説明し、在沖米海兵隊のグアム移転について「沖縄の負担軽減を図る上で重要であり、着実に行われる必要がある」として理解を求めた。
両知事はまた、コロナ禍における人材の確保や産業多様化など、島しょ地域に共通する課題への取り組みについても意見交換した。
玉城知事はまた、島内にある南太平洋戦没者慰霊公苑を訪ねて献花した。
玉城知事は同日、パラオ、グアムへの訪問を終えて帰路に就いた。
(知念征尚)