PFASで専門家会議を実施へ 情報発信を議論 今月30日 環境省


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
環境省

 【東京】西村明宏環境相は23日の閣議後会見で、有機フッ素化合物(PFAS)について国民への情報発信など対応の方向性を話し合う「総合戦略専門家会議」を30日に開催することを明らかにした。今後2カ月に1回程度開催する予定。

 西村氏は「科学的知見がまだ確立していない中、地域で高い値が出て不安になる住民の声も届いている。科学的な知見に基づいて数値や位置付けを検討していかなければならない」と語った。

 また、総合戦略専門家会議とは別に、厚生労働省と環境省は24日、初めて合同でPFASのうち、PFOSとPFOAについて指針値見直しに向けた有識者会議を開催する。
 (明真南斗)