沖縄への入域観光客数22年は569万7800人 過去最多の増加数、前年比88.9%増 「旅行支援」など追い風


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 沖縄県文化観光スポーツ部は24日、2022年の入域観光客数が前年比88.9%増(268万1千人増)の569万7800人となり、過去最多の増加数だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限が昨年4月以降は解除され、全国旅行支援を追い風とした国内航空路線の運休・減便解消、那覇空港国際線の再開などが観光客の回復につながった。

 一方、コロナ前の2019年と比較すると43.9%減(446万6100人減)となっており、5割超の水準だった。

 22年12月の入域観光客数は前年同月比49.9%増(21万1400人増)の63万5千人だった。このうち国内客が60万2200人で、19年同月比5.2%増(2万9500人増)と3カ月連続でコロナ前を上回った。

(與那覇智早)