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シンバホールディングス(浦添市、安里繁信会長)は25日、プロラボホールディングス(東京都、佐々木広行社長)と共同出資し、合弁会社「プロラボ琉球」を設立したと発表した。健康や美容のため腸内環境を整える「腸活」のカウンセリングサロン「インナービューティーサロン・エステプロ・ラボ」を2月10日に、サンエー浦添西海岸パルコシティ内にオープンする。
出資比率はシンバHDとプロラボHDで50%ずつ。資本金は900万円。初年度の売り上げは6千万円以上を見込む。安里氏が会長、佐々木氏が社長に就いた。
プロラボHDは「エステプロ・ラボ」のブランドで、酵素ドリンクやサプリメント、美容ドリンクなど内面美容に特化した商品を製造、販売している。エステサロンや美容室、治療院などの専売品として、全国2万店舗以上で扱われている。
専門資格者がカウンセリングし、食事やファスティング(断食)などのプログラムを提案する直営インナービューティーサロンも国内に15店舗、海外に3店舗展開する。
沖縄の店舗は初めて地元企業との合弁となる。安里氏は「沖縄は独特の企業風土があり、地域コミュニティーとのつながりも強い。物流の観点からも物流会社も持つわれわれとの合弁に至った」と説明した。
プロラボ琉球はサロン運営のほか、今後は沖縄エリアのエステや治療院、ジムなどに対して商品を卸していくほか、観光施設にファスティングプログラムを提供し、ウェルネスツーリズムの展開などを計画している。
佐々木氏は「沖縄は自然素材も豊富にあり、いろんな可能性がある。腸活に対する意識も高まっている。沖縄の健康寿命の延伸に貢献していきたい」と話した。
(玉城江梨子)