1日、那覇一文字を会場にG杯争奪全日本がまグレ選手権(予選)が開催された。尾長グレとオキナメジナを優先したフカセ釣り対象魚の重量で競った。参加者52人は北の新堤と真ん中の防波堤に分かれて午前6時から競技開始した。
私が取材した北の新堤ではコマセをまくとヒレーカーが浮いてきてコマセを追って乱舞するが、仕掛けの針には食ってこない。
長田和宏さんは前半戦、赤灯台のポイントで大物のアタリがあったがバラしてしまった。後半戦はタイヤポイント周辺で竿を出した。餌取りのミジュンが多かったので、仕掛けを沈めてコマセと同調するように仕掛けを流した。
後半戦早々にアタリがあったが再びバラしてしまった。午前10時30分ごろにもアタリがあった。3度目の正直と慎重にやり取りをして浮いてきたのは優先対象魚のオキナメジナ。大会を終えて結果を見るとフカセ対象魚が釣れたのは3匹のみの厳しい状況。オキナメジナは値千金の魚となった。なお、上位2人はG杯争奪全日本がまグレ選手権本戦への出場権を手に入れた。
▽1位・長田和宏(オキナメジナ 640グラム、31センチ)
▽2位・玉城豊(バショーカー 700グラム、36センチ)
▽3位・森根龍司(イスズミ 700グラム、31.5センチ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)