きょう春のセンバツ出場校決定 沖尚選出がほぼ確実


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秋季高校野球九州大会で優勝を決めた沖縄尚学ナイン=2022年10月29日、沖縄市のコザしんきんスタジアム(ジャン松元撮影)

 第95回選抜高校野球大会(3月18日開幕予定・甲子園)の出場36校を決める選考委員会は27日、大阪市内で開催される。記念大会のため、出場校は例年より4校多い。九州地区からは一般選考で4校が選ばれるため、秋の九州大会で優勝した沖縄尚学の選出はほぼ確実。出場が決まれば春は2014年以来7度目。甲子園は2021年の夏に続けて通算16度目の出場となる。

 一般選考では33校を選出。東北、関東、東海、四国が1枠増加した。各地区の出場枠は北海道1、東北3、関東・東京7、北信越2、東海3、近畿7(神宮大会枠を含む)、中国・四国6、九州4。関東・東京は関東5校と東京1校を選んだ後、両地区を比較して残り1校を決定。中国・四国は中国2校、四国3校を選考し、残り1校は両地区を比較して選出する。

 戦力以外の特色を加味する21世紀枠は3校を選ぶ。全国9地区の候補校を東日本(北海道、東北、関東・東京、北信越、東海)と西日本(近畿、中国、四国、九州)に分けて1校ずつ選び、残り7校から3校目を決める。

 27日は午前8時30分から21世紀枠候補校の推薦理由説明会が行われる。

 21世紀枠特別選考委員会と地区別小委員会で出場校を決定。午後3時30分から選出校を発表する。今回は大会本部から出場校に出場の承諾を確認する電話はかけない。