沖尚センバツ「ずっと待ってた」「日本一目指して」 9年ぶり出場にOBもエール


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沖縄尚学高校

 9年ぶりの春の舞台に挑む沖縄尚学の選手たちにOBもエールを送った。

 前回出場の2014年の大会に主将として出場した赤嶺謙(亜細亜大出、日本製紙石巻)は「ずっと母校が出てくれるのを待ち望んでいた」と声を弾ませる。選抜経験者をして寒さは問題ないとしながらも「タイムスケジュールがタイトになる。テンポを崩されないようにしてほしい」と対策を語り、「自分たちのベスト8超えを期待したい」とエールを送る。

 14年当時のエースで「琉球のライアン」と呼ばれた山城大智(亜細亜大出、トヨタ自動車)は「時間はかかったが、出場権を勝ち取ってくれた」と喜ぶ。選抜大会について投手が鍵になると見ている。神宮大会を配信で観戦した山城は、現エース東恩納蒼について「すごくいい投手で全国でも通用すると思う。自分の球をしっかり投げてほしい」と期待を込め「やるからには日本一を目指してほしい」とチームを鼓舞した。

 2008年に優勝を経験した東浜巨(ソフトバンク)は「沖縄尚学らしい戦いをして、1試合でも多く甲子園でプレーしている姿を見せてください」、嶺井博希(同)は「後輩たちの活躍にはとても刺激をもらい、自分の頑張れる原動力でもある。甲子園の場でも自分自身、そして仲間も信じて頑張ってください」とコメントした。