【大宜味】やんばるアートフェスティバル(主催・同実行委員会、共催・大宜味村、島ぜんぶでおーきな祭)が14日、大宜味村の旧塩屋小学校をメーン会場に開幕した。エキシビション部門に30組、クラフト部門に18組の作家が出展し、本島北部の各会場に作品が並んだ。4月9日まで開かれる。
やんばる国立公園の指定を受けて始まったアートイベントで、本年度が6回目。やんばるの魅力を発信することを目指している。
13日には内覧会が開かれ、県内外のアーティストが作品を解説した。塩屋湾沿いに建つ旧塩屋小学校の体育館では、染織家・石垣昭子さんが舞台の幕や衣服を展示した。やんばる酒造(大宜味村)の倉庫に大型壁画を描いた伊藤彩さん、許芝瑜(シュチユ)さんは「すべては海から生まれ、山で育ち海に帰るというイメージで、自分なりの神話を表現した」と説明した。
会場はほかに大宜味村の六田原展望台、国頭村のオクマプライベートビーチ&リゾート、名護市のオリエンタルホテル沖縄リゾート&スパなど。入場無料。詳細は「やんばるアートフェスティバル」ホームページ。
(増田健太)