地域スポーツ団体の大会参加基準を公表へ 部活の地域移行めぐり 沖縄県中体連


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 休日の公立中学校運動部活動の地域移行を巡り、8日の第3回検討会議では、地域クラブ活動に関する国のガイドラインについての説明があった。沖縄県中学校体育連盟は、来年度の主催大会へ地域スポーツ団体が参加する基準などを今月中に取りまとめて公表する方針。

 会議の中で県中体連の相澤敬二会長は、日本中学校体育連盟が昨年12月22日付で公表した来年度全国大会の地域スポーツ団体参加に関する細則を説明した。当初は民間団体に所属する選手の参加を、全競技で一律に認める方向だった。一方、検討する中で「平等性の問題が出てきた」ことから、陸上競技やバスケットボール、サッカーなど各競技で異なる細則を設けた。

 これを受け、県中体連は、地域スポーツ団体の来年度の地区・県大会の参加基準やその手続き方法などについて評議委員会で県内の状況に合わせた県内の状況に合わせた協議を進めている。今月中にホームページ上や文書で公表したい考えだ。次回の会議は、5月中旬に開く予定。

(吉田早希)