アスティーダ惜敗 サーブ対応され連続失点 岡山に2ー3


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琉球アスティーダ―岡山リベッツ ビクトリーマッチで強烈なスマッシュを放つアスティーダの濵田一輝=11日、沖縄市の沖縄アリーナ(小川昌宏撮影)

 最後のビクトリーマッチまでもつれ込んだ琉球アスティーダと岡山リベッツの対戦。第1マッチダブルスと第2マッチシングルスで2連勝し、波に乗りかけたが、続く第3、第4マッチシングルスでは相手の猛攻に遭い、競り負けた。

 勝負が決まる5番手として大役を任されたのは濵田一輝。序盤で主導権を握り最大5点差まで広げて9―4としたが、そこから7連続失点で逆転され、手痛い敗北を喫した。

 濵田は前半、横回転サーブやロングサーブを駆使し相手を攻め立てた。だが、後半は徐々に対応されてしまい、逆に窮地に追い込まれ、そのまま負けた。

 試合を振り返り「前半については試合前にイメージしていた通りのゲーム運びができた」と納得の表情。一方で後半は「自分のサーブが効かなくなった。それで気持ちの余裕がなくなり、レシーブが単調になった」と敗因を分析した。

 張一博監督は「すごく悔しい試合。勝つチャンスはあった。あと一歩だった」と残念がった。

 12日は沖縄アリーナでTT彩たま戦がある。濵田は「今日負けた分はちゃんと勝って取り返す」と気を持ち直した。

 (砂川博範)


 卓球ノジマTリーグの琉球アスティーダは11日、沖縄市の沖縄アリーナで岡山リベッツと対戦し、ビクトリーマッチの末、2―3で惜敗した。第1マッチダブルスは張本智和・木造勇人が2―0で快勝。第2マッチシングルスでも張本が3―1で勝った。だが、第3マッチシングルスの吉村真晴、第4マッチシングルスの吉村和弘はそれぞれ2―3で敗北した。ビクトリーマッチでは濵田一輝が最後競り負けた。通算成績は9勝8敗で勝ち点35となり、1位を維持した。次戦は12日午後1時から沖縄アリーナで、TT彩たまと対戦する。