自衛隊那覇基地内に嘉手納基地の飛び地、小禄道路整備のため返還合意


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 【東京】国道506号小禄道路の整備に向け、日米両政府は16日、日米合同委員会で一部道路予定地と重なっていた米軍嘉手納基地の飛び地(那覇市)3300平方メートルを返還することで合意した。防衛省が発表した。防衛省によると、陸上自衛隊那覇駐屯地内に嘉手納基地の飛び地があり、通信施設として使っていた。使用していた通信用の鉄塔を米軍那覇港湾施設(那覇軍港)へ移した後の返還となるため、返還日は未定となっている。
 (明真南斗)